登場人物

松風透(まつかぜ とおる)

 

 この作品の一応主人公。後に能面美術館という奇妙な美術館で働くことになる。本作では高校生。性格は極めて普通。人当たりは良い方。ありきたりな感覚をもち、ありきたりな日常を過ごしているが、本人が思っている以上によく不思議な出来事に遭遇する。現在、幼馴染で親友の玉井秀也とケンカ中。幼馴染で一歳年上に雨宮みおがいる。吹奏楽部に所属。

熊野 茜(くまの あかね)

 

松風と玉井の同級生。暗い。自暴自棄。別にいつ死んでもいいと思っている。そのくらい世の中に飽き飽きしていて、期待もしていない。家庭環境に難あり。祖母が茜の面倒を見ている。それについて、彼女も感謝をしていて、自分の家族は祖母だけと思っている。先輩のみおに対して、憧れというか羨望というか「自分がこんな人間だったら、世の中は違うように見えていたのかもしれない」という気持ちを抱いている。同じく吹奏楽部に所属。演奏は好きだが、集団行動は苦手なので、退部しようと思っていたが、みおに誘われたこともあり、合宿に参加することにした。

玉井 秀也(たまい しゅうや)

 

松風透の幼馴染。現在些細な出来事が原因で松風とケンカ中。松風に比べると血の気が多い。年相応に反抗期もあり、素直になれない性格。松風と同じく吹奏楽部に所属しているが、運動も得意だし、好き。先輩の雨宮とも幼馴染。でも、松風よりは昔みたくフラットに話すことが出来なくなってきている。思春期ですね。

雨宮 みお(あまみや みお)

 

 前述した3人の先輩。松風、玉井の幼馴染。二歳年下(前述3人からみて、一歳下)の弟がいる。昔から面倒見はいい。肝っ玉母さんというよりは、しっかり者のお姉さん。所属している吹奏楽部でも、その性格は健在。部内では女神と称されている。優しくて、笑顔で誰とでも話せて、うん、女神。でも本人は皆に言えない秘密を抱えている。松風と玉井は、その事についてなんとなくだが知っている。松風も玉井も最近少し素っ気ない態度をしてくるから、寂しいと思っている。

 


キャスト(6名の中から各公演4名ずつ出演)



当日出演スケジュール

走・・・中間 走

佐・・・佐藤 行洋

24・・・24RIDER 洸孝

 

は・・・はりがやさきの

今・・・今坂友香

村・・・村淵らぶち



全4公演全て配役は未決定!
開演直前オーディションをおこない、観客の皆さまの投票で配役が決まります。

毎回違うキャスティングが楽しめるかも…??